DELA の光アイソレーション OP-S100 を試しました。

ここ最近、光アイソレーションが話題となっており当店推奨のネットワークプレーヤーやミュージックライブラリーに接続した場合どのような音質的メリットがあるのか DELA の OP-S100 を試してみました。OP-S100 は簡単に言いますとLANに混入するノイズを光ファイバーケーブルを使ってアイソレーション（絶縁）する機器です。




左が光メディアコンバーター（バッファロー社製）中央が光ファイバーケーブル（米コーニング社製）右がSFP光トランシーバ（バッファロー社製）この3点セットが OP-S100 です。　

今回はネットワークオーディオ機器側に左上のオーディオ機器に特化した DELA 製ネットワークスイッチ（HUB） S100 を使用いたしました。S100 はPC用のHUBに比べ電源回路ノイズを低く抑えた製品になっております。




セッティングいたしました。まず当店のルーター側の赤いLANケーブルを光メディアコンバータに接続いたします。オレンジの光ファイバーケーブルも接続いたします。




ネットワークスイッチ S100 に光ファイバーケーブルを接続するためSFP光トランシーバ差し込みます。




この末端を S100 に差し込んだSFP光トランシーバに接続いたします。









今回の試聴で接続したネットワークオーディオ機器はLINN KLIMAX DS/3 （ネットワークプレーヤー）SFORZATO DSP-05 （ネットワークプレーヤー）MARANTZ ND8006 （ネットワークプレーヤー）DELA N1A/3 （ミュージックサーバー） です。







ネットワークスイッチ S100 に通常のLANケーブルを接続した音と光アイソレーション接続させた音の比較試聴を行いました。
その前にネットワークスイッチ S100 の音質が良いことに気づきました。最初にミュージックサーバー N1A/3 から直接LANケーブルをネットワークプレーヤーに接続して聴いておりましたが途中 S100 経由にしたら、こちらの方が明らかに良いのです。N1A/3 ダイレクトの方が良いように思いましたが結果違いました。念のためメルコシンクレッツ（DELA）さんに確認したら正解でした。
あらためて貸出し最終日の閉店後の夜に耳を研ぎ澄ませ試聴いたしました。試聴はやはり録音の良いボーカルが分かりやすいです。通常接続で中央に定位するボーカルがただ膨らむように聴こえるものが澄みきっていながら柔らかみがある声とプラスして余韻がフワッと聴こえます。同時に微かにかすれる声も聴こえたりして繊細さが増すのですね。やはり静かになるのですね。決して激変（嫌いなワード）しません。
正直に申しまして、おそらく、この音の違いは分からない方が多いように思います（ごめんなさい）ただ音楽に引きこまれる感動の違いは出るはずです。
たぶん今後どんどん出てくると思われる評論家先生の光アイソレーションについてのインプレッションが楽しみです。ちなみに現時点、私は昨日8/17発売の HiVi を読んでおりません。私と全然違ってたりしていて案外ありがちですが
結論今後のネットワークオーディオでは光アイソレーションが必須になると思いますがそれよりも、すでにネットワークオーディオをされていてPC用のHUBをご使用中の方はいち早く DELA のネットワークスイッチ S100 を導入することが幸せになります。




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