何に使うかと申しますと元々はTEACのプロ機器ブランド TASCAM のレコーダー DA-3000 と同一な製品で本来は音楽スタジオの録音機なのですがオーディオ機器としては昔からのカセットデッキと同じような用途になります。録音する入れ物はカセットテープでなくSDカードやCFカードまたはUSBメモリーになりますが。 ・アナログレコードの録音 傷つきやすいレコードの保護や高音質のアナログシステムを揃えた際の再生音をそのまま手軽にデジタル再生したい場合。 ・アナログテープの録音 所有しているカセットテープやオープンテープのデジタル化。 ・FMチューナーの録音 NHK FMで時々放送される貴重なライブ放送を録音。 デジタル出力があるチューナーではそのままデジタル録音が可能。 ・ミュージックバード(衛星デジタル放送)の録音 高音質デジタル放送をそのままデジタル録音が可能。 別売のタイマー C-T10TM を使って留守録音。 簡単ですが録音の手順をご説明いたします。 カセットデッキを使ったことがある方は比較的簡単に操作が出来ると思います。 まずはメディアの設定です。 録音できる入れ物はSDカードやCFカードまたはUSBメモリーになりますので選択いたします。 次に入力を選択いたします。 アンバランス(RCA)で接続しておりますのでUNBAL.を選択します。 今回はWAV-24bit 192kHzに設定いたしました。 その後は送出しの機器を再生し録音レベルを調整いたします。 レベルは高めに設定しますが+3やOVERが点灯しないよう注意いたします。 今回録音したものはFM放送で+9.5dBが最適でした。※録音中に微調整を行いました。 ここまで出来ましたら最後にPLAYボタンを押して録音開始いたします。 録音したものを編集する場合は編集ソフトの TASCAM Hi-Res Editor を使用いたします。 分割されたファイルを統合したり、または曲ごとにファイル分割してファイル名を書き換えたりも出来ます。 さらに高度な使い方では他のソフトが必要となりますがファイルをFLACに変換してタグ情報としてジャケット写真を付けたりジャンル、アーティスト名、アルバム名、曲名等を付加して、そのファイルをNASに格納すれば快適にPCオーディオやネットワークプレーヤーで楽しむことも可能です。 ※録音で作製されるファイルは最大で2Gバイトで1ファイルとなりそれを超えた場合は分割され別のファイルになります。 今回 WAV-24bit 192kHz で2Gバイトは約30分でした。 ※録音したデータは電子データのため機器の不具合やメディアの不具合で消失する可能性がありますので念のため ハードディスクなどにバックアップとしてコピーすることをお薦めいたします。 SD-500HRは9月頃まで展示しておりますので、お試しや使用方法の確認が可能です。 レコーダーを検討されている方はぜひこの機会に当店にてお試しください。 宜しくお願いいたします。 オーディオ専門店 SOLOT AUDIO のホームページは こちら です。 TEAC SD-500HR sd500hr #
by solotaudio
| 2019-05-08 18:25
| レコーダー
税別定価 : ¥16,800 長さ : 1.8mのみ 導体 : DIP FORMING無酸素銅線 導体処理 : HSE処理 プラグ : 3Pモールド メーカーのサイトは こちら です。 コストパフォーマンスがずば抜けている前評判を目にしまして試聴用をご用意いたしました。当店では全ての展示機器に使用している電源ケーブルは付属品のものですが、まず届いたばかりのSAC REFERENCE1.8とLUXMANのプリメインアンプL-550AXIIに付属している電源ケーブルの比較試聴を行いました。この電源ケーブルはオプションで販売されているJPA-10000(税別¥7,500)そのものです。機器はそのままL-550AXIIを使いました。※「もう少しお高いケーブルとの比較をやれっ」とお叱りがあると思いますがすみません。 比較するとラックスマン純正の方はゴージャスでエレガントな感じです。それに比べるとSAC REFERENCE1.8は特徴の無い地味な音に聴こえました。ただ素性の良さがあり、かなりニュートラルな感じがいたしました。なお届いたばかりの状態で聴いた感想です。 ここ2~3日、しばらく通電させて再度じっくり比較試聴いたしました。付属ケーブルとの違いはボーカルでは幾分付帯音が小さくなるような、エコーの明るい艶(くせ?)のような残響が自然になり、また若干うるさい感じも少なくなり音の純度が上がったように聴こえます。 またテストでは パワーアンプ、プリアンプ、ネットワークプレーヤー も試しましたが同じく好印象でした。効果は パワーアンプ<プリアンプ<ネットワークプレーヤー で上流側の機器の方が大きい結果でした。最後に試したネットワークプレーヤーで、それに付属している電源ケーブルとの比較は驚きました。音の純度が上がることで音の立ち上がりや定位がより正確に聴こえ、また音楽(ソフト)そのものに録音されている音場を明瞭に再現するようになりました。 今回は高額な電源ケーブルとの比較は行わず機器の付属ケーブルとの比較でした。 製品によりますが機器に付属している電源ケーブルはおまけ程度(失礼)の物が少なくありません。明らかにそのような場合はSAC REFERENCE1.8に交換すると大きなグレードアップになります。全ての機器に効果がありますが1本だけ使う場合は上流機器のCDプレーヤーやネットワークプレーヤーまたはDACなどに使うことをお薦めいたします。 現在、店舗内にて比較試聴ができますので宜しくお願いいたします。 オーディオ専門店 SOLOT AUDIO のホームページは こちらです。 サンシャイン SUN SHINE SAC REFERENCE1.8 #
by solotaudio
| 2019-04-02 18:46
| 電源関連
ご試聴される椅子に座りながらタブレット上のアプリでご選曲されますので快適に音楽を楽しめます。 U様、この度はありがとうございました。また今後も長いお付き合いをいただけますよう宜しくお願いいたします。 オーディオ専門店 SOLOT AUDIO のホームページはこちらです。 ハーベス HLコンパクト HARBETH HL COMPACT 7ES3 ラックスマン L-550AXII l550ax2 #
by solotaudio
| 2019-03-25 18:42
| お客様宅
SELEKT DSM シリーズはLINN製品の中の位置づけとして MAJIK DSM と AKURATE DSM の中間となり4つの仕様が有ります。 ■SELEKT DSM-S 税別定価¥680,000 ネットワークプレーヤー&ソース + プリアウト ※スタンダードDACを搭載。 ■SELEKT DSM-SA 税別定価¥880,000 ネットワークプレーヤー&ソース + アンプ 100W(4Ω)×2 ※スタンダードDACを搭載。 ■SELEKT DSM-K 税別定価¥900,000 ネットワークプレーヤー&ソース + プリアウト ※最上位の KATALYST DAC Architecture を搭載。 ■SELEKT DSM-KA 税別定価¥1,100,000 ネットワークプレーヤー&ソース + アンプ 100W(4Ω)×2 ※最上位の KATALYST DAC Architecture を搭載。 ※KATALYST DAC Architecture の詳細は こちらです。 WiFi接続したiPad上のコントロールアプリ KAZOO のトップ画面です。 ・マイミュージックがNASからの再生。 ・Tidal、Qobuz、Tunein、CalmRadio、Spotifyがストリーミング。 ・Radioがインターネットラジオ。 ・Pinsは本体の6つのボタンに割り当てたソースです。 ・入力が外部入力機器のセレクターとなります。 ストリーミングですがロスレス・フォーマット及びハイレゾを配信している Tidal または Qobuz があれば何にも要らないように思います。 但し、この2つはいまだ正式に日本国内で提供しておりません。 国内ではまもなく mora qualitas がロスレス及びハイレゾの配信を開始されますがLINNの製品で聴けるよう期待いたします。 KAZOOのトップ画面の入力をタップするとこの画面になり入力機器を選択できます。 接続可能なものは Analog(RCA)、PHONO(MM)、PHONO(MC)、SPDIF×2、TOSLINK×2、HDMI、USB(B)です。 PHONO入力端子はMMとMCが独立してございます。 USB(B)端子はLINNの製品では初となります。データファイルの音源をNASに格納した場合はほとんど使わないと思いますが一部のユーザーの要望を汲み取ったのでしょうか? Phonoを選択した際、192kHz/24bit PCMと表示されます。 現在、すべてのLINN DSM製品のPhono入力は192kHz/24bitにA/D変換して処理をしています。 DSM製品は EXAKT LINK が装備された時点で内部はデジタルプリアンプになっております。 LINNとしてはアナログプリアンプよりデジタルプリアンプが優位であると判断しています。 後面の写真となります。 正面から見えるお洒落さはなく良い意味で無骨な見栄えとなりますがLINNの良識ある製品造りであることが見て取れます。 この SELEKT DSM は LP12 や KLIMAX と同様に随時最先端の技術でアップグレードされた基板等の提供を受けることができ、手に入れたユーザーが長きに渡り満足できる製品となっております。 KATALYST の基板はモジュールではなく内部にありますが後に基板のアップデートがあった際にも交換対応をするそうです。 底面です。 また分析的な聴き方をしても楽しいです。 例えると超ド級アナログシステムが出す安心感、確実感、滑らか質感があります。 今までのLINNが描いてきた路線と違うように思います。 LINN特有の水彩画的なフワッとして力強い表現とは違い 音楽エキスがみっちり詰まっていて濃く、今まで以上に躍動感が増しております。 2007年、初めてKLIMAX DSでピアノ曲を聴いた際に感じた低弦の厚みとともに 諧調をしっかり描き出す様が今回の試聴でもしっかり聞き取れました。 試聴しているJBL4365は38㎝ウーファーですが ウッドベースはさらに大口径のサブウーファーを足したような深い低域が再現されます。 音場も深い3次元空間を形成します。 深化したのでしょうか!? オーディオランキング 新潟県ランキング にほんブログ村 linn selekt dsm
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by solotaudio
| 2019-03-07 16:07
| ネットワークプレーヤー
当店ではフリーのリッピングソフトとしてMedia Goの後継ソフトである「Music Center for PC」を推奨しておりました。 (前回のブログ記事は2017年11月24日のものとなりますが こちらです。) いつの間にかアップデートされ画面が全く違うものになり使い方も変わっておりましたので、あらためて初期設定を記載いたします。 但し、リッピング機能のみです。 まず初期設定を行います。 左上からツール→設定を選択します。 リッピング後のファイルを格納するフォルダーを選択します。NAS内の1つのフォルダにダイレクトでもOKですがPC内のフォルダに一時保管してから自己ルールで分けたフォルダーに移すやりかたもあります。このようにしておきますとNAS内のサーバーソフトによる検索で困難になりそうなものはフォルダー検索でたどり着けるようになります。 重要な部分でフォーマットを初期のAACをFLACに変更します。 最後に「取り込む」でリッピング開始となります。 また当店にてリッピングのことやファイル再生に関するアドバイスを行っております。 宜しくお願いいたします。 sony music center for pc PCオーディオ ネットワークオーディオ リッピング ファイル再生
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by solotaudio
| 2019-01-27 18:45
| ソフトウェア
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